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世界旅行記

世界20カ国以上を旅し、イタリア在住15年の著者が、個人で回った世界中の場所についてと、旅に役立つ情報を公開します。

ドバイの歴史と社会。ラクダと砂漠の民からランボルギーニと摩天楼へ。その3。ドバイと日本

ドバイと日本の関連

日本とドバイは距離的にかなり離れているとは言うものの、その関連性は間接的に意外と深いものがあります。

先に見た真珠産業の入れ替わりにはじまり、ドバイのアルミ産業は日本が支援しています。また、ドバイに走る自動車の殆どは日本のトヨタのもの。

一部のお金持ちが乗るフェラーリランボルギーニ等以外の大衆車はトヨタやレクサス、日産の日本車が占めています。

日本は、インド、中国、アメリカについで、アラブ首長国連邦の輸入国第4位を占めています(非石油分野2010年第1四半期)。

また、ドバイは外国人を積極的に受け入れ、現在タックス・ヘイブンの土地となっているのは有名です。

インターネットシティでは米マイクロソフト社やオラクル社、独ジーメンスなどの大企業も中東統括本社を置いています。

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(写真)ドバイからアブダビに向かう幹線道路上沿いの産業地域

 

ドバイの人口構成

 ドバイは何と全人口の92%が外国人です。アラブ首長国連邦の国籍を持つのは8%のみ。もともとが砂漠の遊牧民900人だったので、元々の人口が多くありません。また純血を尊重しているため、親族間での婚姻が通常です。

 

外国人の中で最も多いのが、インド人。人口の過半数を占めます。

インド人はドバイの初期に強い影響力を誇っていましたが、イギリス人がやってきたあと、後方へと回っていきました。

現在インド人が就いている職業は、貿易関係者、商店主、運転手、技術者、軍関係者、宝石関係者、建築現場労働者です。

次に多いのがパキスタン人、バングラデシュ人、フィリピン人、スリランカ人、中国人と続きます。

タクシー大国であるドバイではパキスタン人、バングラデシュ人の運転手もたくさんいます。

フィリピン人はホテル等のサービス業に従事する人が多くなっています。

最近では中国人の進出がめざましく、政治的な結びつきも深めつつドバイに進出しつつあるということです。

 

共通言語は英語 

共通言語は英語で、外国人にはアラビア語を理解しない人もたくさんいます。

共通言語が英語なのは、これら出稼ぎ労働外国人の出身国(インド、パキスタンバングラデシュ、フィリピン)が旧英国の支配下もしくは影響下にあったことと関係しています。

ドバイ自身もイギリスからの影響を受けていましたので、現在でもビジネス様式はイギリス式ないしは、旧イギリス植民地のコモンロー地域出身者が重用されています。