ドバイでオンラインショッピングって流行っているの?
ドバイでオンラインショッピングは流行っているの?
もしあなたがネットの民なら、ドバイにおけるオンラインショッピングの状況についても無関心ではいられないと思います。
ドバイでは、物販のオンラインショッピングは盛んでない
ドバイには正確な住所がないというのを知って私も驚きました。
ドバイではストリート名と番号、町名と番号などの家ごとにあるはずの住所がありません。なので、郵便配達も宅配便もありません。
これは、ドバイの先人たちが砂漠の遊牧民であったところから来ている慣習です。
砂漠では水がなくなると、テントを畳んで次の場所へ移動したのです。
今日はここへいるが、明日はここへいない、というのは、遊牧民では普通の感覚ですね。
では、どうやって遠隔地の人に物や手紙を届けるのか?
それは住人は希望により郵便私書箱を持っていて、そこまで自分の郵便物を取りに行くのだということです。
確かに、街を見回しても、郵便配達人も、宅配業者も全く見当たりませんでした。
街の郵便局も見かけなかったし…
ドバイには自宅までの配送配達文化がないのに加え、 人口の9割を占める出稼ぎ労働者の中には、クレジットカードなどオンライン決済に使用できるカードを持っている人が少ないということ。
クレジットカードを持っている人は、オンラインのセキュリティーに不安を持っているため、ネットで購入を好まないとのこと。
このようにドバイではオンラインショッピングに必要な宅配および電子決済のインフラが文化的社会的に整っていないので、オンラインショッピングはかなり少ない、とのことです。
私が唯一試したドバイでのオンラインショッピングは、グルーポンによるマッサージ購入チケットと、ディナーチケットです。
これらはチケットがオンラインのPDFなので、配達して貰う必要もありません。
ドバイのグルーポンにアカウントを作成し、普通に購入して、電話で予約(英語)問題なくすんなり利用できました。